PC-9801BX4のコンデンサの種類と配置
序文
PC-9801BX4 という機種がある。 NEC が発売したパソコンで、いわゆる PC98 シリーズに属する 1 機である。
このパソコンのマザーボードと電源モジュールでは、多種多様な電解コンデンサが使用されている。 製造からすでに数十年経っていることもあり、これらのコンデンサを自分で交換したいという人が多いと思う。
PC-9081BX4 のコンデンサ交換に関する情報はインターネットに複数存在するが、 製造時期などによって微妙にコンデンサの配置や種類が異なっているため、 自分の持っているマシンに完璧に適合した情報が得られるとは限らない。
私の手元にあったマシンも、インターネット上にあった既存の情報とは違う配置をしていたので、 その記録を今回共有してみようと思う。
マザーボード
マザーボードの型番は「G8VBD」と書いてあった。 また、リセットスイッチ側のインタフェース基盤の型番は「G8UAA」と書いてあった。
下の図は、コンデンサ交換後のものであるため、元々ついていたコンデンサとは形や色が異なることに注意されたい。


図中に丸で囲ったコンデンサの詳細は、以下の通りである。
| 色 | 電圧 | 容量 | 耐熱温度 | おおよその大きさ |
|---|---|---|---|---|
| マゼンダ | 16V | 10μF | 85℃ | φ4×8 |
| 黄色 | 16V | 47μF | 85℃ | φ10×8 |
| シアン | 16V | 100μF | 105℃ | φ8×12.5 |
| 赤 | 16V | 1000μF | 105℃ | φ12.5×20 |
今回は、ルビコン PX や MH7 を相当品として使用した。
電源モジュール
DELTA Technologies 製である。
電源コネクタに繋がる導線が直接はんだ付けされており、分解が大変難しい。
なお、下の図はコンデンサ交換前のものである。 写真を撮るのが下手で見にくくなってしまい、申し訳ない。

コンデンサの詳細は、以下の通りである。
| 記号 | 電圧 | 容量 | 耐熱温度 | おおよその大きさ |
|---|---|---|---|---|
| C1 | 200V | 470μF | 85℃ | φ22×35 |
| C10 | 50V | 10μF | 105℃ | φ5×12 |
| C5 | 25V | 47μF | 105℃ | φ5×12 |
| C7 | 50V | 0.47μF | 105℃ | φ5×12 |
| C501 | 25V | 100μF | 105℃ | φ6×12 |
| C252 | 25V | 220μF | 105℃ | φ8×15 |
| Ca, Cb | 16V | 1000μF | 105℃ | φ10×20 |
| Cc | 16V | 470μF | 105℃ | φ8×22.5 |
C1 は基盤自立型コンデンサである。 今回は、ニチコン GW を相当品として使用した。
結び
いかがでしたか?
皆さんの手元にあるマザーボードもきっとコンデンサの配置がこれとは異なっていると思うので、 交換作業などをする際には十分に確認することをお勧めする。
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